308113 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

プーさん大好きな忘れん坊の母日記

プーさん大好きな忘れん坊の母日記

蛇事件



これは笑えなかった事件でした。
ある日、恭一郎が学校から泣いて帰ってきました。
めったなことでは泣かない恭一郎ですが、その日は頭にたんこぶをつくり、そこから血がにじんでいます。
自分は何もしていないのに、石をなげられたのだそうです。
帽子をかぶっていたのに、そういう状態になると言うことはかなりの強さでぶつけられたのだと推測できました。
そして、学校に問い合わせると、次の日に事情聴取を行ったそうです。
事実関係は、こうでした。
下校途中、恭一郎が死んだ蛇を素手でつかみ、振り回して遊んでいたところ、周りにいる子供が、「やめろよ。」と言い始めたんだそうです。
それでも恭一郎は面白かったから、やめなくて、それを周りの子の中で、正義感が強い(?)子が、やめろと言って、石をなげたんだというのです。
先生いわく、「石を投げた子には注意しました。しかし、蛇をつかんで振り回した恭一郎君のほうにも問題があります。」と言う答えでした。
うーん。
どうなんでしょうね。
いまだに私は、この先生の言ったことには???なんです。
恭一郎は勝手に遊んでいただけで、別にその蛇を誰かに投げたとか迷惑をかけようとしたわけではないんですよね。
それなのに、石を投げられると言うのはどうなのかな。
やっぱり、みんなの気になるようなことをした恭一郎が悪かったのでしょうか。
その後、ずっと後になってからですが、恭一郎がいじめにあっている事実が発覚し、その先生はいじめに気付かなかったことを私たちに謝罪しました。
その学年の始めから、いじめられた経験があるから気をつけてくださいとお願いしていたのに、その先生はそんな風にはみてくれていなかったんだなあとそのとき思ったのでした。


© Rakuten Group, Inc.